【HSP】つらいことが起こっている時の対処法~『「繊細さん」の幸せリスト』に救われた話~
こんにちは。
約1週間ぶりのfujimikoブログ更新です。
先週から、悪夢のような争いが勃発。
毎日毎日、「私には一体、何ができるのだろうか」と自問自答しながらニュースを見ています。
どうしても他人事とは思えず、このブログにも何を書けばいいのか分からなくなっていました。
今日は、そんな自分の気持ちを整理しつつ、私自身がとても役に立った本『「繊細さん」の幸せリスト』(武田友紀さん著)の内容をご紹介しながらお伝えしていきます。
1.今の自分の気持ちを吐き出す
ロシアのウクライナ侵攻というニュース。
犠牲者が出始める前から、私はあらゆるニュース番組とネットニュースをひたすら見ています。
こういう辛いときは、まずは自分の感情や心の声と向き合うことが大切であると知りました。
そのきっかけとなった本が『「繊細さん」の幸せリスト』です。
これは、以前ブログでもご紹介した『「繊細さん」の本』著者・武田友紀さんの本です。
武田さんはこの本の中で、HSPの人の特徴を以下のように説明しています。
繊細さんは共感力が強く、相手の悲しみや痛みを深く受け止めます。そのため、
- 事故や事件のニュースを目にしたり、災害が起こったりすると、自分が当事者ではなくても何日も落ち込んでしまう
- 「どうしてこんなことになったの」「今の状況は?」とニュースを追い続け、どんどんつらくなってしまう
などが起こる場合があります。
正に私のことだ!と思いました。
こんな時の過ごし方として、武田さんは「まずは自分の感情を受け止める」ことをポイントとして挙げています。
私の場合、2つの気持ちが入り交ざっています。
- 「なぜ武力で解決しようとする人間がいるのか?」「なぜ歴史を繰り返してしまうのか」など、憤りと不安、悲しみでいっぱいの気持ち
- 「日本の平和を守るためには、日本が自力で守る力が不可欠で、平和を守るためには未だに武力を備えておかないと守れないのか」という悲しい現実を突きつけられた気持ち
すると、急に将来の日本への不安が大きくなってきました。
私は、あと数か月で産まれてくる新しい命を授かっています。
この子が争いに巻き込まれるようなことは、絶対にあってはならない。
となりにいる大切な人が、戦場へ行ってはならない。
そう考えただけで、涙が出てきました。
今こうして、自分の気持ちを文章に書き出したことで、心の声を客観的に見ることができています。
頭の中だけで悶々としていたら、何も手がつかなくなるところでした。
同じような方がいらっしゃったら、まずは自分の気持ちを受け止めてみてください。
ざわざわした気持ちから少しでも離れることができたら、私はひとまず自分にOKサインを出しています。
2.情報過多になりすぎない
色んな感情がぐちゃぐちゃになったり、辛くなったりと、日常生活にも支障をきたしそうになったことは今回だけではありません。
東日本大震災の時も、「なんとかしなくては」「こんな時にここで働いていていいのか?」など、複雑な気持ちでいっぱいでした。
そんな時、私は常に最新の情報をチェックしようとテレビ漬けになったり、様々なネットニュースを見てしまったりと、たくさんの情報を取り入れがちです。
すると、自分ひとりでどんどん落ち込んでいくのが分かります。
そんな時、武田さんはこうアドバイスをしていました。
目にするのがつらいと思ったら、自分の動揺が収まるまで、なるべくテレビやインターネットから離れましょう。
情報を見ない=薄情、ではありません。気持ちが落ち着いてから、支援や対策へつなげていけたらいいのだと思います。
この言葉に、私はどれほど救われたか分かりません。
「他人事ではないからニュースは追わないと...」という気持ちでいた私。
ニュースを見ないことは他人事、ではなく、一度自分の気持ちを落ち着かせるための行為。
今はテレビを消して、ブログを書くことに集中できていることで、より自分の平静を取り戻しつつあります。
3.寄付をする
自分の気持ちが落ち着いたとしても、何もできない自分がもどかしいと感じてしまいませんか?
直接的に何かできないとしても、ネット環境のある今、寄付はいつでもどこでもできます。
私は武田さんの本と出会う前から、少額でも寄付することで「少しでも役に立てたかな」という気持ちになれています。
大金でなくても、私のように少額寄付できる人がたくさん集まれば、大きな力になる。
今朝、私はようやく寄付することができ、その瞬間「やっと何かアクションを起こせた」という落ち着きがうまれました。
4.まとめ
今回、武田友紀さん著『「繊細さん」の幸せリスト』から、私が救われた内容をご紹介しました。
自分の無力さに心が沈みかけていましたが、改めてこの本を読み返し、自分の気持ちと向き合う時間を作れたことに感謝したいと思います。
ことあるごとに読んでいるこちらの本、読んだことのない方はぜひお手に取ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!